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高卒社会人が二年半で海外大卒に!英国・アングリア・ラスキン大学のオンライン学士プログラム

高卒社会人が二年半で海外大卒に!英国・アングリア・ラスキン大学のオンライン学士プログラム

高卒で社会に出たものの、やはり大卒になりたい。仕事が忙しくて通えるかどうか分からないし、予算もそんなにない、でもせっかくならちょっと自慢できるような大学がいい。そう思っておられる方に朗報です。当社はこの度、エグゼジャパン・ビジネススクールと提携し、高卒の方向けに英国アングリア・ラスキン大学(ARU)の遠隔教育プログラムを展開することとなりました。

高卒社会人向けの海外大学とは?

オンライン学習
多くの日本の大学が高卒社会人向けプログラムを展開しています。

例えば、一番有名なのは放送大学でしょう。

他にも産業能率大学は短大から入れるハードルの低いプログラムを持っています。

有名な大学にこだわりたい方には、慶応義塾大学も通信課程を提供しています。

しかし、海外大学卒になりたい!という方には、これまでいいプログラムがありませんでした。

海外大学のメリット・デメリットは何か、ここでちょっと整理してみましょう。


※ちなみに、いわゆる四年制大学卒は「学士」と言います。大学院は修士・博士に分かれます。紛らわしいので、プログラムについては「学士」、または「BSc(Bachelor of Science)」の呼称を使います。

メリット1:海外の進んだ考え方を取り入れられる

明治維新でも戦後でも、日本が大きく発展したのは海外に学んだ時です。

逆に、日本はもう十分立派だ、海外に学ぶことはない、と思ったら落ち込みます。

バブル後がいい例で、今や日本は失われた30年の真っ最中です。(株価は上がっているようですが…)

欧米でも日本人の留学生はどんどん減っているといいます。

こういう時こそ基本に立ち返り、海外での学びに目を向ける必要があります。

メリット2:英語で学ぶことができる

特に海外とやり取りをする仕事についている、またはつきたい人には重要です。

海外の学位も重要ですが、英語で学問をするのは、ただの英会話とは全く違います。

英語で論理を追っていくことを通じて、確かな英語力を身につけることができます。

メリット3:セルフブランディングになる

海外大学卒という学歴は、同じ学士でも日本の大卒とは履歴書の輝きが違います。

自分が一般の日本人とは違う考え方を持ち、英語ができるというシグナリングを生みます。

周りと差をつけたい、セルフブランディングをしたい人にとってはもってこいでしょう。

デメリット1:費用が高い

海外大学、例えば英国の場合、学費と生活費でおおよその目安として年間400万くらいかかります。

円安とインフレが進行していますから、実際にはもっとかかるかもしれません。

個人でそれだけの費用を負担するのはなかなかハードルが高いです。

デメリット2:キャリアの中断

海外に長期渡航するのですから、当然今の仕事は辞める必要があります。

いくら海外大卒の箔がついても、帰ってきて仕事が見つかるか保証もありません。

せっかくのキャリアを中断する価値があるかは悩ましいところです。

デメリット3:入試のハードルが高い

まず入学試験は当然英語ですから、その時点で英語は堪能でなくてはいけません。

留学に求められる英語力の目安はIELTSで5.5~6.5と言われます。

テスト方式が違うので単純に比較はできませんが、日本人がよく受けるTOEICに換算するとおおよそ780くらいに相当します。

その英語力を前提として、他の試験科目を英語でクリアしなくてはいけません。

試験対策に相当な労力や時間、費用がかかることが予想されます。

ARUの学士(BSc)プログラム

そこで今回当社がご紹介するのが、英国・ARUの学士取得プログラムです。

海外大学のメリットはそのままに、デメリットを極限まで抑えています。

英国式教育で高品質の学び

当社のARU BScプログラムは、Top-Upという方式を使います。

まず、Qualifiという認証機関(AB = Awarding Body)による「Level 5(※注を参照)」という、いわば科目認定を取ります。

その後、ARUの最終学年に入学(Top-Up)する方式で、英国ではMBA課程などでも一般的に使われている仕組みです。

どの大学でも共通している科目をABが一括して管理することで、大学は最終学年に集中することができ、効率よく高品質な教育を提供できるというわけです。

また学生にとっても、大学に直接申請するより進学のハードルが下がります。

日本での学士課程は基本的に4年間を一度にこなさないといけません。

しかしこのLevel4や5の認定は失効しませんので、例えば一旦Level5まで取って残りはまた余裕ができた時に進める、ということができるのです。


学習面では、英国式では、「インプット」ではなく「アウトプット」を重視します。

従って日本の受験勉強で問われたような暗記知識を試すテストはありません。

教材や書籍を基に、思考力を問われる課題を書き上げ、提出します。

知識や情報はネット検索で出てくる時代に、いかに思考力を鍛えるかということが英国式では重視されているのです。

(※注:日本やアメリカの大学は教養課程・専門課程を合わせて四年制ですが、英国は教養課程を高校で済ませるため、大学は専門課程のみの三年制です。英国の高校卒業同等がLevel3、大学一年次・二年次がそれぞれLevel4・5に相当します。日本の高校卒業直後に入学するためには通常、教養課程の分、ファウンデーションプログラムを受ける必要がありますが、社会人向けのプログラムでは直接Level4/5を受けることが可能です。)

ARUブランド

アングリア・ラスキン大学は、英国・イーストアングリアに本部を持つ国立大学です。

THE(Times Higher Education)国際大学ランキングでは、年によって変動はありますが、2023年で301~350位となっています。

これは大阪大学など、日本の旧帝大クラスと同レベルです。

2023年にはTHEの「ユニバーシティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる等、国際的に高い評価を受けています。

日本ではエグゼジャパン・ビジネススクールがMBAプログラムを展開しており、全国各地に同大学のMBA修了生がいます。

「ARU BSc」は海外大学卒として世界で立派に通用するブランドです。

そのため当社ではARUをおすすめしていますが、他にもQualifi経由で入学できる大学はありますので、ご興味あればお問い合わせください。

完全リモートで渡航不要

学習はLevel4/5、Top-Up後ともシステム上で教材を閲覧し課題の提出を進めます。

Top-Up後にはグループワークもありますが、ネット上でのやり取りで完結します。

そのため仕事を続けながら、日本にいながらにして卒業できます。

課題は自分のペースで進められますので、忙しい社会人には最適です。

大学に行かず卒業するのは可能ですが、せっかくの母校に一度も行かないのも寂しいもの。

渡航費は自己負担になりますが、希望者は卒業式に出席できます。

時間とお金に余裕があれば、記念の門出に渡英してみるのもいいのではないでしょうか。

審査は書類提出のみで試験なし

Top-Upの場合、Level5までをクリアするのがいわば入学審査になります。

そのため、大学入学に当たっての試験などはありません。

またABは科目課程のカリキュラムを効率よく提供するビジネスですので、基本的には書類提出のみで登録可能です。

社会人にもなって人生を賭けたイチかバチかのような受験勉強は不毛です。

大学での「学び」に集中して、効率よくステップアップしましょう。

最短二年半で卒業のため、時間を有効に使える

英国の大学は三年制ですが、このプログラムはLevel4/5で12か月、Top-Up後12か月の合計24か月となっています。

実際には事務手続きやTop-Up・卒業式のタイミングで若干長くかかり、最短で二年半で卒業となります。

Top-Upと卒業のタイミングは決まっていますが、Level4/5は申し込んで受領されればすぐに開始できます。

日本の大学だと入学時期が決まっている上に四年間かかりますから、一刻も早く大卒になりたい方にはうってつけです。

費用は日本の国立大学並み

留学だと年間400万円ほどが目安と前述しました。

また社会人にとっては、キャリアを中断しなくてはいけないコストもかかります。

つまり現在の年収が400万とすると、留学費用400万円+年収400万円=800万円×4年間=3200万円ほどが海外留学のコストとなるわけです。

このARUプログラムでは、為替レートにより若干の変動はありますが、1ポンド=190円のレートで総額約255万円(税込)です。

国立大学が入学料・授業料併せて四年間で240万円程度ですから、同レベルの価格帯です。

円安が進行している現状で、少しでも費用を抑えつつ英国大学を卒業できる仕組みはありがたいですね。

プログラムの注意点

ここまでこのプログラムの利点のみを述べてきましたが、もちろんいいことばかりではありません。

注意事項がいくつかありますので、下記に述べます。

英語力が必要

教材や課題の提出、卒業論文の執筆等は全て英語となります。

今日では翻訳ツールが使えますので、ひと昔前ほどの苦労はありません。

また検定試験などのスコアの要求もありませんので、ハードルは低くなっています。

但しTop-Up後にはグループワークもあるため、ある程度の英語力は必要です。

モチベーションの維持が課題

これはどの遠隔教育プログラムでも共通のハードルです。

一人で学習を続けるのはなかなかはかどらないものです。

必ず卒業するというモチベーションを持続させる必要があります。

ネットワーキングの機会を是非積極的に利用してください。

もちろん、当社のほうでも極力サポートさせていただきます。

教養課程・長期休みがない

二年半で修了する都合上、教養課程や長期休暇はありません。

標準12ヶ月のLevel4/5課程は18ヶ月まで延長可能ですが、その分卒業が延びることになります。

学習のペースがつかめるまでは少し苦労するかもしれません。

学部が限られている

現時点で展開する学士プログラムは経営管理学(Business Administration)のみです。

これでは幅広い需要を拾いきれない可能性があることは当社も承知しています。

今後要望があれば検討しますので、例えば心理学や英語教育、ホスピタリティ等にご興味がある方は是非ご連絡ください。

一歩踏み出す勇気

社会人になって大学へ進学する、まして海外大学、というのは迷いもあるものです。

しかしことわざに言うように「虎穴に入らずんば虎子を得ず」です。

今から二年半後を想像してみてください。

今と変わらない自分、それとも英国大学卒になっている自分、どちらがいいでしょうか。

是非、思い切って一歩を踏み出してみてください。

迷われている方、ちょっと話を聞いてみたいという方、説明会は随時開催しております。

是非お気軽にお問い合わせください!

アングリア・ラスキン大学BSc:二年半・オンラインで目指す「英国国立大学卒業」

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